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牧村康正ジャーナリスト

1953年、東京都生まれ。立教大学卒業後、竹書房に入社し、漫画誌、実話誌、書籍編集などを担当。立川談志の初の落語映像作品を制作。実話誌編集者として山口組などの裏社会を20年にわたり取材。同社代表取締役社長を経て、現在フリージャーナリストとして活動。著書に「ごじゃの一分 竹中武 最後の任侠ヤクザ」「『仮面』に魅せられた男たち」(ともに講談社)などがある。

太地喜和子「まぼろしの“出自”を探して」(2)秘められていた喜和子の魔性を三国連太郎が目覚めさせた

公開日: 更新日:
太地喜和子(C)共同通信社

 一九六三年、俳優座養成所でいよいよ才能を開花させ始めた喜和子だが、翌六四年、三国連太郎と運命的な出会いをする。喜和子二十歳、三国四十一歳。“怪優”と称されるほどの存在感を示していた三国は三度の離婚を経験し、このときも妻子があった。喜和子いわく“ガソリンをぶっかけてしまったような… 

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