W杯で横行する「偽ユニ」商売の裏側 一部アルゼンチン人が米国の超物価高で編み出したハイテク“錬金術”
ボンジーア! W杯2026も102試合を終えて、いよいよ決勝と3位決定戦の2試合を残すだけになった。暑い中で戦う選手は大変だろうが、取材する方も大変だったよ。ここまでボクも4万キロくらい旅をした。ダラスからカンザスシティーまで約800キロをレンタカーを運転して10時間で走破したこともあった。道中ではいろいろなことを見聞きした。
米国の物価高はとんでもない。FIFAはカネを持っているサポーターの方ばかり向いて、ほとんどの「普通」の人は置いてけぼり。特に経済状況の悪い南米のサポーターにとっては厳しかった。
そこで一部のアルゼンチン人は、旅費をつくるため、メッシのユニホームを売ることにしたんだ。米国の店舗での正規のユニホームは180ドル(約2万9000円)から250ドル(約4万1000円)。でも、彼らが売り歩く偽物は、オリジナルとほぼ見分けがつかなくて30ドル(約4900円)。試合が終わってアルゼンチンが勝つとその値段は50ドル(約8100円)から60ドル(約9700円)に値上がりするけど、それでも公式の3分の1以下だ。


















