著者のコラム一覧
Ricardo Setyonジャーナリスト

リカルド・セティオン 1963年生まれ。サンパウロ出身。中東戦争やユーゴスラビア紛争などを現地取材。スポーツジャーナリストに転身し、8カ国語を操りながらブラジルメディア以外にも英「ワールドサッカー」、伊「グエリン・スポルティーボ」など幅広く執筆。BBCのラジオ番組にも出演。98年、02年のW杯期間中にブラジル代表付き広報を務めた。現在もジーコ、ロナウド、ロナウジーニョ、カフー、ドゥンガら大物との親交も厚い。13年コンフェデレーションズカップではFIFA審判団の広報。国内では「ワールドサッカーダイジェスト」「スポルティーバ」などでコラムを執筆中。ブラジルのマッケンジー大、パナマのパナマ大、イスラエルのハイファ大などでスポーツマネージメントの講義を行う。自他ともに認める「サッカークレージー」。

W杯で横行する「偽ユニ」商売の裏側 一部アルゼンチン人が米国の超物価高で編み出したハイテク“錬金術”

公開日: 更新日:

 ボンジーア! W杯2026も102試合を終えて、いよいよ決勝と3位決定戦の2試合を残すだけになった。暑い中で戦う選手は大変だろうが、取材する方も大変だったよ。ここまでボクも4万キロくらい旅をした。ダラスからカンザスシティーまで約800キロをレンタカーを運転して10時間で走破したこともあった。道中ではいろいろなことを見聞きした。

 米国の物価高はとんでもない。FIFAはカネを持っているサポーターの方ばかり向いて、ほとんどの「普通」の人は置いてけぼり。特に経済状況の悪い南米のサポーターにとっては厳しかった。

 そこで一部のアルゼンチン人は、旅費をつくるため、メッシのユニホームを売ることにしたんだ。米国の店舗での正規のユニホームは180ドル(約2万9000円)から250ドル(約4万1000円)。でも、彼らが売り歩く偽物は、オリジナルとほぼ見分けがつかなくて30ドル(約4900円)。試合が終わってアルゼンチンが勝つとその値段は50ドル(約8100円)から60ドル(約9700円)に値上がりするけど、それでも公式の3分の1以下だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 2

    中丸雄一「アパ密会」から2年で“冠番組”…禊は済んでも「元のポジション」には戻れないワケ

  3. 3

    伝説の『アメリカ横断ウルトラクイズ』来年復活へ 番組を取り巻く環境の激変で日テレに突きつけられた課題

  4. 4

    甲子園史上最速156キロ横浜・織田翔希にNPBスカウト早くも白旗 「直メジャー」なら契約金5億円も

  5. 5

    不倫問題の西武・源田壮亮に同情が集まる意外なワケ…妻・衛藤美彩の“幸せアピール”に疲れ果てた?

  1. 6

    皇族費増額の彬子女王、ブータン訪問にまた波紋…同行・伊藤穰一氏とエプスタインの“過去”

  2. 7

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 8

    「VIVANT」は観光客を呼べる! ロケ地巡りビジネスが大繁盛

  4. 9

    佐藤輝明の「メジャー移籍強行突破」に現実味…“阪神残留説”も「折れるつもりはない」の声

  5. 10

    京都・向日市、府内初の130メートル級、ゆがんだ建設計画に立ち向かう辣腕弁護士