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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

ICE連続射殺で問われる「ハイテク移民狩り」…標的は2人とも別人と判明し全米に衝撃!

公開日: 更新日:

 相次いだ連邦移民・税関捜査局(ICE)職員による2件の射殺事件が全米に衝撃を与えている。

 殺された2人の男性は、いずれも本来の標的ではなかった。追跡の過程で、別人が射殺されたのである。

 これをきっかけに噴出したのが、強引な移民摘発への怒りと、データ解析企業パランティア・テクノロジーズによる移民情報の統合・追跡システムへの疑念だ。

 7月7日、テキサス州ヒューストンで射殺されたロレンソ・サルガド=アラウホさん(52)は、35年間アメリカで建設業に従事し、3人の子供を育てた。犯罪歴もなく、家族によれば、間もなく正式な滞在許可を得る予定だったという。13日にメイン州ビデフォードで殺されたジョーン・セバスチャン・ゲレロさん(26)は、就労許可証を持ち、合法的に働いていた。

 テキサスでは、ICE職員が標的とみた車両を停止させようとした。しかしICEの「車で職員を轢こうとしたから発砲した」との説明は、複数の同乗者の証言と食い違っている。

 メインでは、職員が監視先の住所から出てきた車を止めようとし、「逃走によって公衆に危険が及ぶと判断して撃った」と説明している。ところが家族によれば、負傷したゲレロさんは「止まろうとしていた」と言い残したという。

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