「町人の暮らしから見る 江戸時代がヤバい」宮田和男著

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「町人の暮らしから見る 江戸時代がヤバい」宮田和男著

 江戸時代に、ファストフードがあった?江戸っ子は、人気役者を“推し活”していた?大名行列には、人数合わせの“派遣タレント”がいた?

 教科書で習う江戸時代といえば、徳川家康、江戸幕府、参勤交代、鎖国、武士、将軍、大名行列……。けれども、江戸時代の本当のおもしろさは、年号や制度だけでは見えてきません。

 本書が注目するのは、江戸の町に暮らしていた町人たち。商人、職人、長屋の住人、食べ物を売り歩く人、町の安全を守る人々など、名を残した偉人ではなく、毎日を生きていた普通の人々の暮らしから、江戸時代のリアルをひもといていきます。

 蕎麦、寿司、天ぷら、鰻を気軽に食べる屋台文化。湯屋にあったフリーパス券のような仕組み。寺子屋で行われていた、いまでいう個別学習。古着や灰、糞尿までも資源として使い切るリサイクルの知恵。さらには、混浴、遊郭、恋愛、犯罪、災害、都市計画まで──。

「え、江戸時代ってそんな時代だったの?」思わず誰かに話したくなる疑問を入口に、町人たちの暮らしを楽しく、わかりやすく紹介します。

 本書は、単なる雑学集ではありません。教科書に大きく載る出来事だけでなく、土のなかに残された暮らしの痕跡にも目を向けながら、江戸時代を立体的に描き出します。歴史が好きな人はもちろん、歴史に少し苦手意識がある人にもおすすめ。気になる項目から読めるQ&A形式なので、中高生の学び直しや、授業の導入・雑談・調べ学習のきっかけにもぴったりです。

 町人の暮らしから見ると、江戸時代はこんなに面白い。知れば知るほど、江戸の町を歩いてみたくなる一冊です。

定価:2750円
発行:日刊現代 発売:講談社
2026年7月31日
ISBN 978-4065446768

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