懲りないトランプ大統領 米主要メディア総スカンでも「国民演説」で中国批判ブチ上げた狙い

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「中国が2020年大統領選に不正介入!」と訴える

 長引くイランとの戦闘のさなか、今度は中国に矛先を向けたようだ。トランプ米大統領が16日夜、ホワイトハウスから国民向けに演説。自身が敗北した2020年の大統領選で、中国が有権者情報を大量に不正取得していたと訴えた。

「氏名や住所、電話番号を含む約2億2000万件の米有権者データが不正に取得された」「いわゆる『ディープステート』が中国による介入を隠蔽した」──。トランプ大統領は約30分にわたり言いたい放題だったが、中国の関与を示す証拠提示はナシ。米3大ネットワークのうちABCとNBCの2社、そしてCNNの主要チャンネルで中継されず、ほぼ「黙殺」されたも同然だった。

 気になるのは、なぜこのタイミングで一方的な「中国批判演説」をぶったのか、だ。トランプ大統領は世界の覇権を米中で分け合う「G2」を公言し、5月の米中首脳会談では習近平国家主席を「偉大な指導者」と持ち上げて「両国の関係はかつてなく良いものになるだろう」と宣言していた。ただでさえ、対イラン政策を持て余す中、改めて中国に敵意を向ける狙いは何なのか。

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