著者のコラム一覧
牧村康正ジャーナリスト

1953年、東京都生まれ。立教大学卒業後、竹書房に入社し、漫画誌、実話誌、書籍編集などを担当。立川談志の初の落語映像作品を制作。実話誌編集者として山口組などの裏社会を20年にわたり取材。同社代表取締役社長を経て、現在フリージャーナリストとして活動。著書に「ごじゃの一分 竹中武 最後の任侠ヤクザ」「『仮面』に魅せられた男たち」(ともに講談社)などがある。

ジョー山中「黒人混血スターの戦後」(3)根底にあったロック魂「俺の『陣地』は音楽以外にない」

公開日: 更新日:
ジョー山中(C)共同通信社

「キクとイサム」(一九五九年)という今井正監督の映画がある。これは会津・磐梯山のふもとに住む黒人混血児の姉弟を描いた成長物語である。

 キク(十二歳)とイサム(九歳)の家には父も母もいない。わんぱく盛りのふたりの面倒を見るのは高齢で体が利かなくなってきたしげ子ばあさん。近所… 

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