“アニメ界の大物”フジテレビ新社長・清水賢治氏の社内の評判と不安…一大有事に耐えうる人材なのか

公開日: 更新日:

 清水氏は27日の超ロングラン会見にも出席。ヒートアップする記者とは対照的に冷静沈着な受け答えや、「視聴者から大きな支持を得ているメディアであることがフジテレビの存立基盤の最大のところ」などの発言からテレビマンとしての矜持も感じさせた。

■あくまで「よりマシ」

「清水氏のソフトな人柄がにじみ出るような会見ではありましたが、やはり押しの強さは感じられませんでした。存亡の機に立たされた一大有事に適したトップかどうかは疑問符がつく。そもそも、株主やスポンサーからも日枝(久)相談役を含めた経営幹部の総退陣を求められる中、まるでトカゲの尻尾切りのクビのすげ替えで納得を得られると思っていること自体、大間違い。信頼回復には程遠い人事です」(フジ関係者)

 27日の会見でも登壇者たちは一様に、今回の役員人事を「暫定」だと認めた。誰かが「日枝天皇」のクビに鈴をつけない限り、混乱は続く。

  ◇  ◇  ◇

 局内でも『天皇』などと呼ばれ、専制君主のように見られている日枝久氏。「老害」の批判は以前からだった。●関連記事【もっと読む】『フジ女子アナ“上納接待”疑惑「諸悪の根源」は天皇こと日枝久氏か…ホリエモンは「出てこい!」と訴え、OBも「膿を全部出すべき」』に詳しい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    河合優実が日本アカデミー賞「最優秀主演女優賞」の舞台裏…石原さとみと激しいガチンコ勝負

  2. 2

    旧安倍派「石破降ろし」フルスロットルのワケ…恨み骨髄!引き金は森友文書の開示決定だった

  3. 3

    杉田水脈氏「炎上ヘイト論文」再掲し《本当に差別主義者ですか?》…開き直り上等の無反省

  4. 4

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  5. 5

    フジテレビ“女子アナ王国”崩壊のドミノ状態…永島優美&椿原慶子に加え、岸本理沙アナも電撃退社へ

  1. 6

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  2. 7

    愛子さまに、佳子さまご結婚後も皇室に残る案が進展も…皇族数減少の課題にご本人の意思は?

  3. 8

    エキスポ駅伝2チーム辞退に《やっぱりな》の声…実業団に3月の戦いは厳しいか

  4. 9

    芦田愛菜が"CM起用社数"対決で橋本環奈に圧勝の流れ ノースキャンダル&インテリイメージの強さ

  5. 10

    コシノジュンコそっくり? NHK朝ドラ「カーネーション」で演じた川崎亜沙美は岸和田で母に