フジテレビ日枝久相談役に「超老害」批判…局内部の者が見てきた数々のエピソード

公開日: 更新日:

「超のつく老害」などと、OBからも批判の声が上がっているのがフジテレビ日枝久氏(86)。今月下旬の役員人事では取締役相談役に留任とされ、「いい加減、後進に道を譲るべきだ」と、OBのひとりはこう言っている。

「クーデターで鹿内家を追い出した人物ですから、同じように蹴落とされないよう、対抗馬になりそうな社員や、反旗を翻すような動きに目を光らせてきた。そうした者や動きは厳しい人事でもって放逐する。そうやってトップに居座り続けているのですからね。大多亮氏がカンテレに飛ばされたのも何かカンに障ったのでしょう」

 フジ関係者、内部の者だからこそ、見てきたそのエピソードがすごい。

「河田町時代は毎年、正月明けに女子アナを引き連れて、社内を練り歩いていました。女子アナは、日枝氏が面接で好みの女性を毎年1人、入れていたというのも局内外で囁かれていた。女子アナは自分の大奥とでも勘違いしていたのではないでしょうか」

 そのほか、中止するはずだったイベントを鶴の一声で存続させたり、いまなら一発退場となるようなパワハラ、セクハラが当たり前だったそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした