著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

「勉強」や「練習」は誰かと一緒にやる方が脳の活動が良くなる

公開日: 更新日:

 勉強や練習は、1人で黙々とやるより、友達と一緒にやる方が好き。そんな方は少なくないのではないでしょうか? 実は、このアプローチが有効的であることを示す、北京大学のファンらの研究(2023年)が存在します。

 ファンらは、1人で学習するのと、他の誰かとペアになって一緒に学習するのとで、物の見え方を学習する能力(視覚知覚学習)に違いが出るかどうかを調べました。

 実験では、被験者に“線の向きが少しだけ変わるのを見分ける”という視覚知覚学習の一種をしてもらい、「1人で学習するグループ」(15人)と「ペアで学習するグループ」(2人×15のペア)に分け、傾向を調べたといいます。1人で課題をすれば、その正解・不正解は自分だけしか知りません。しかし、2人組になって課題をすれば、自分だけでなく、ペアの相手が正解したかどうかも知ることができます。

 その結果、後者の方がより早く課題をクリアすることができ、最終的な上達度も大きいことが分かったといいます。つまり、誰かと一緒に学習することで、より効率的に、より大きく能力が伸びることが示唆されたのです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の大誤算!「私の悲願」と豪語の消費税減税に世論「反対」多数の謎解き

  2. 2

    「エプスタイン文書」名前記載日本人のジャニーズ“顧問歴”が波紋…ファンの擁護と芸能界に広がる影響

  3. 3

    国民民主の“お嬢さま候補”が運動員買収容疑で逮捕 自爆招いた強すぎる上昇志向と国政進出への執着心

  4. 4

    高市首相が国民を騙し討ち…選挙公約記載なし「定額働かせ放題」を施政方針演説に突如ねじ込み

  5. 5

    愛子さまの将来に影響を与える高市政権「皇室典範改正案」66歳の誕生日を迎えた天皇陛下は…

  1. 6

    国民が気付いた税収減の危うさ…衆院選“争点つぶし”の副産物「消費税減税反対24.9%」で最多

  2. 7

    大谷翔平のWBC“緊急登板”は本当にないのか?「(自分が投げると)絶対に言う」と栗山英樹前監督

  3. 8

    4月からフリー転身の岩田絵里奈アナに立ちはだかる 「日テレ出身」の不吉なジンクス

  4. 9

    高市首相「コラム全消し」炎上やまず…過去発言の“ほじくり合戦”まで勃発で完全裏目

  5. 10

    和久田麻由子vs岩田絵里奈 "女子アナサバイバル”の勝者はどちらに?