カブス今永昇太「危うい立場」と焦り…ナ・リーグ中地区の大混戦が招く過酷なチーム事情

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 左太もも裏の張りで負傷者リスト(IL)入りしていたカブス・今永昇太(31)が上々の復帰登板を果たした。

 日本時間27日、53日ぶりの敵地セントルイスでのカージナルス戦で、5回を1安打無失点と好投。4勝目を挙げた。4月30日のパイレーツ戦以来の白星を手にした今永は「ローテーションに穴をあけることが、自分の立場を危うくすると分かったので、しっかり準備して、後悔のない日々を毎日過ごす必要がある」と、巻き返しを誓った。

 マイナー3試合の調整登板を経て24日、チームに合流した際には「自分の代わりはたくさんいる。しっかり結果を残さないと危うい立場だし、そういう意識を持ってやりたい」と焦りを口にした。

 渡米1年目の昨季は29試合に登板し、15勝3敗、防御率2.91。今季はドジャースとの日本開幕戦で大役を任されるなど、エース級の働きを見せてきたが、離脱後はチーム状況が一変。今永に代わってローテ入りした23歳の右腕ケード・ホートンが台頭。ここまで8試合(先発7試合)に登板し、3勝1敗、防御率3.73と安定した投球で、今永の穴を埋めてきた。

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