フジテレビの“天皇”日枝久氏が雲隠れ…社内紛糾、迷走で「院政崩壊」へカウントダウン

公開日: 更新日:

 中居正広が23日に芸能界引退を明らかにしたことで、“本丸”はフジサンケイグループ代表でフジ・メディア・ホールディングス取締役相談役の日枝久氏(87)の責任問題に移りつつある。

 中居が引退するきっかけとなった女性トラブルで、フジ幹部社員による“アテンド疑惑”に世間の厳しい目が向けられており、人気タレントや大手プロとの癒着は、日枝氏の時代から行われていたのではないかとの指摘も出ている。

 早稲田大学を卒業後、フジテレビに入社した日枝氏は、42歳の若さで編成局長に抜擢され、1980年代のフジの黄金期を牽引。「フジテレビの天皇」とも呼ばれている。

港浩一社長も元フジ専務で昨年6月に関西テレビ社長に就任した大多亮氏も“日枝チルドレン”ですよ。先日、記者クラブ加盟社のみのクローズドな会見が猛批判を浴びましたが、あれは日枝代表と港社長による“機関決定”だと報じられました。昨年のフジサンケイレディスでは、サプライズで日枝代表にゴルフシューズをプレゼントし、その場で履かせて差し上げるフジテレビの“茶坊主役員”もいました。日枝氏は今もフジサンケイグループの“ドン”として君臨しています」(フジ関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲