フジテレビで「まだマシ」遠藤龍之介副会長は辞意なのに…辞めない日枝久相談役にファンド包囲網

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遠藤氏はフジサンケイグループのトップに君臨する日枝氏を道連れにするため、辞める決断をしたのではないかと言われていますが、肝心の日枝氏はいまだに辞めるつもりはないという話も聞こえてきます」(週刊誌記者)

 人事の透明性について言及した清水社長だったが、87歳の日枝久相談役については、「影響力はやはり長年やってらっしゃるので、かなりあるのだろうなとは思うが、私自身はあまり感じたことはない」と語るにとどめた。

 日枝氏が辞任を表明しない事情について、こんな話もささやかれている。

「長年、実権を握る日枝氏のイエスマンで役員が固められ、97年のお台場新社屋への移転など、さまざまな決断は日枝氏のトップダウンのもと行われてきたことで、トップとして難局を舵取りできる人間が社内にいないのも確か。80社近いスポンサー企業に逃げられている今、政財界をはじめ、幅広い人脈を築いている日枝氏の威光はまだ健在で、本人もそれを自認しているのではないでしょうか」(前出・週刊誌記者)

 7日、運用会社レオス・キャピタルワークスがフジHD株式の5.12%を保有したことが明らかに。大株主の米ダルトン・インベストメンツ系などのファンド勢が、“日枝包囲網”として、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏(52)ら、IT人材をフジに送り込む可能性もささやかれ始めている。

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