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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

白血病根治のカギは寛解導入の抗がん剤…闘病中の西山茂行氏は吐き気がつらいと告白

公開日: 更新日:

「ニシノ」や「セイウン」などの冠名で競走馬を持つ馬主の西山茂行さん(67)が急性骨髄性白血病を公表。ブログで先月に受けた抗がん剤治療の様子をつづっています。

 それによると、すぐに吐き気がきて、夕食の味がまったくしなかったとしながらも、起床後の朝食はパンと卵焼き、野菜などがおいしく、「病院食を期待していなかっただけに驚き」と感激されたようです。

 急性骨髄性白血病は、骨髄の未熟な細胞である芽球ががん化(白血病細胞)して、正常な血液細胞を作れなくなる病気です。成人では、白血病の7割を占め、男性に多く発症します。

 正常な血液細胞の減少によって貧血になると、疲れやすい、息切れなどが生じ、血小板の減少によっては出血しやすくなるため、鼻血や歯茎の出血、あざが増えるといった症状が見られます。さらに白血球の減少で感染しやすく、熱が続くことも少なくありません。思い当たるふしがなく、こうした症状が続くなら、すぐに血液内科を受診するのが無難です。

 成人のリスク因子のひとつは喫煙ですが、後天的な遺伝子の損傷が関係しているケースが大半で、だれでも発症する恐れがありますから人ごとではないでしょう。

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