中日「井上監督休養」への布石か? 落合英二・二軍投手コーディネーター“一軍昇格”の波紋

公開日: 更新日:

 セ・リーグの最下位に沈む中日が早くもコーチ陣の配置転換に打って出た。13日、二軍の落合英二投手コーディネーターの“一軍昇格”を発表。一軍担当の山井大介、浅尾拓也両コーチに大塚晶文巡回・育成コーチを含めた異例の4人体制に、井上一樹監督は「3人の知恵より4人の知恵でしょう。俺が英二さんにお願いした」と説明した。

 中日は開幕14試合で3勝11敗の借金8。逆転負けは6試合を数え、六回以降の失点が40、救援防御率6.47と投手陣の整備が急務の状況ではあるものの、「コーチ4人制はよっぽどうまくコミュニケーションを取らないと、“船頭多くして”になりかねません」と球団OBがこう続ける。

「落合コーチは経験豊富で若い山井、浅尾の若手コーチをフォローする役目としてはうってつけだとは思う。井上監督が白羽の矢を立てたのも分かりますが、一方で都合良く使い過ぎですよね。“俺がお願いした”と言う井上監督は、一昨年オフも同じようなセリフを口にしている。監督就任にあたって、立浪前監督に殉じて退団の決意を固めていた落合コーチを翻意させ、二軍監督に据えて“俺が説得した”と胸を張っていた。昨年、その落合二軍監督が二軍を14年ぶりのファーム日本一に導いたにもかかわらず、今季は二軍の投手コーディネーターとして主要ポジションから外した。代わりに、自ら招聘した自分と同じ鹿児島出身の飯山裕志野手総合コーチを二軍監督に抜擢。名古屋ではなぜ落合が降格? と話題になりましたが、チームがピンチに陥るやまた“俺がお願いした”ですからね」

 球界内では、「今回の配置転換が球団主導のものだとすれば、井上休養に備えた落合監督代行の布石じゃないか」という声も出ている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「丸亀製麺」のトリドールが過去最高益から一転、減益に見舞われた背景

  2. 2

    「24時間テレビ」出演者ギャラ、視聴率目当ての偽善、CM荒稼ぎ…毎年非難ゴウゴウの“内実”に迫る

  3. 3

    「24時間マラソン」満身創痍の星野真里が完走も…募金額46%減&ゴール直前の乱入騒動に非難の嵐

  4. 4

    24時間マラソン完走後にSNSで“陰謀論”が拡散 星野真里に上がった「車移動説」のお粗末

  5. 5

    福井県に「大雨特別警報」が出る中での24時間テレビに意義はあったか? 識者は「災害時には災害情報を」と指摘

  1. 6

    巨人・阿部前監督「9月復帰」情報の真偽…読売グループ内には同情論も、懸案は…?

  2. 7

    サンドウィッチマン伊達で“黄色信号”再点灯…芸能界から「ぽっちゃりキャラ」が消える日

  3. 8

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 9

    北島三郎(4)「毎日が目標です。後ろへは戻れない」 地元・八王子のイベントで生涯現役宣言

  5. 10

    つんく♂の妻を演じる北川景子は寄付金着服問題がくすぶる「24時間テレビ」を救えるか?