(11)サキとロンの後を黙々と追いかける
米の不作に悩まされ、時に大飢饉に陥るこの藩において、白米はこの上ない馳走なのだ。だが、城下で暮らす武家の自分は、当たり前のごとく食していた。そのことに改めて気づかされ、箸を持つ手が止まる。
漆奉行の見廻りと聞いて、最上のもてなしを用意して待っていたのだろう。もし、一弥も…
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