フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

公開日: 更新日:

 4月1日、東京・永田町の議員会館に、「時の人」となったイカツイ男の“出没”を多くの人が目撃していた。

「BSフジ『プライムニュース』キャスターで、フジテレビ解説委員の反町理氏(60)ですよ。きのうのきょうなので驚きました」(目撃者)

 前日公表された一連のフジテレビ問題の調査報告書で、第三者委員会は反町氏の後輩女性2人に対するセクハラとパワハラを認定した。

 反町氏が官邸キャップを務めていた2006年ごろ、政治部記者だったmさんは休日に反町氏からドライブに誘われた。神奈川・三崎のマグロを食べ、花火を見た後、横浜ホラー映画を観賞。バーにも連れ回され、一日中拘束された。それから誘いを断るようになると、反町氏は部内の共有メモを彼女に届けず、「原稿が遅い」などと不当な叱責を部内一斉メールで送信。電話で怒鳴ったり、威圧的な口調で話すこともあったという。

 2人目のnさんも政治部記者だった07~08年、反町氏に1対1の食事を誘われたが、ある時から「休日に今何をしているのか写メで送れ」という趣旨のメールを送られるように。断るとmさん同様、不当な叱責を受けた。逆恨みなのか、相当キモイ。2人とも上司に相談したが、納得できる対応は得られなかった。

 実はこの問題、18年に週刊文春が報じていた。第三者委が問題視するのは、報道後のフジ上層部の対応である。

 報告書によると、対外的には反町氏のハラスメント行為を否定し、当時の石原正人・報道局長は、2人に電話で文春記事に掲載された発言内容を確認。nさんは「察してください」とコメントしたことで問い詰められ、「恐怖を感じた」と第三者委に供述している。

 mさんは反町氏の行為を「なかったことにしないで欲しい」と訴えると、当時の岸本一朗専務と石原氏に本社近くのホテルの会議室へ呼び出された。岸本氏は彼女の発言を遮ったり、テーブルを小刻みに叩いて圧迫しながら、反町氏の謝罪意向を口外しないよう求めた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 4

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  5. 5

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  1. 6

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  2. 7

    "お騒がせ元女優"江角マキコさんが長女とTikTokに登場 20歳のタイミングは芸能界デビューの布石か

  3. 8

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  4. 9

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明

  5. 10

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  3. 3

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  4. 4

    "お騒がせ元女優"江角マキコさんが長女とTikTokに登場 20歳のタイミングは芸能界デビューの布石か

  5. 5

    【独自】江角マキコが名門校との"ドロ沼訴訟"に勝訴していた!「『江角は悪』の印象操作を感じた」と本人激白

  1. 6

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  2. 7

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 8

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 9

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  5. 10

    今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール