フジ看板番組MCにパワハラ疑惑 被害女性「クロだと思う」

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「やっと出たんだ」――。先週スタートしたばかりの看板番組で醜聞報道が飛び出したというのに、フジテレビ関係者は驚くことなく、おおむね冷静に受け止めているようだ。

 12日発売の「週刊文春」が、4月2日に始まった「プライムニュース イブニング」のMCに抜擢された反町理氏(53)の“パワハラ疑惑”について報じた。政治部の官邸キャップ時代、後輩女性記者を休日デートに誘い、それを断られると取材の共有メモを彼女にだけ届かないように嫌がらせをするなどしたという。

 これが本当ならフラれた男の逆恨みもいいところだが、この話は1カ月以上前からフジ局内で語り草となっていた。

「コトの発端は今年1月、元NHKの登坂淳一アナがセクハラ疑惑を週刊誌に報じられ、『プライム』のMCを“降板”したこと。後任にベテランの反町氏の名前が挙がったのですが、社内の“身体検査”で政治部時代に後輩だった2人の女性記者に対するパワハラ疑惑が浮上しました。被害者2人にヒアリングも行われ、『反町氏で大丈夫なのか?』と懐疑的な意見が相次いでいたのですが、最終的に上層部が押し切ってしまったのです」(フジ社員)

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