これでは「フジテレビ離れ」に歯止めはかからない…第三者委報告前に広末涼子をバラエティーに出すセンス

公開日: 更新日:

 フジテレビの一連の問題を調査していた第三者委員会の報告会見と、フジ・メディアHDおよびフジテレビの会見が31日、東京・台場の同局で開かれた。

 第三者委は、問題の焦点のひとつである中居正広氏(52)の元フジ女性アナに対する《性暴力》について、フジの《業務の延長線上で発生した》としつつも、“事件”当日の幹部社員らの関与は《なかった》とした。

「中居さんの番組継続を決めた上層部の人権侵害に対する認識が大甘すぎたのも確かで、第三者委の報告内容にかかわらず、フジには当面CMを出さないと決めている企業も少なくない」と広告代理店関係者がこう言う。

「フジ再生のカギを握っているのは結局、世論とスポンサーです。《中居もフジも許すまじ》という世間の怒りが収まらない限りは、CMの再開に前向きな企業も二の足を踏まざるを得ません。CMに起用されている芸能人だってスポンサーの意向を無視してフジの番組には出づらい。ナショナルクライアントのCMに出演している芸能人はトップクラスばかり。つまりフジはS級、A級タレントを抱える事務所から距離を置かれる状況が、しばらく続く可能性も十分あるわけです」ない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった