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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

テレ朝「華丸丼と大吉麺」に感じた新しい可能性…ゲップが出そうな食べ歩き番組の“最終兵器”か?

公開日: 更新日:

 ただ、新しく始まった番組の中に新しい可能性を感じたものも。

 例えば6日にスタートした「華丸丼と大吉麺」(テレビ朝日系)。博多華丸・大吉があまり知らない街で、ただただ食べたい丼か麺を探すのがコンセプト。

 華丸55歳、大吉54歳、そもそも小食。なので、いろんな店を食べ歩きするのではなく、あくまでも最強の丼と麺を探して街ブラする。

 初回は箱根の大涌谷だった。猛吹雪で視界不良で最悪のコンディション。大吉が「今日じゃないと駄目かなあ?」とぼやくのが面白かった。

 2人は大涌谷名物の黒たまごを1個ずつ食べるのだが、それで「もうお腹いっぱい」と。大丈夫かと心配になった。

 店員のおばさんに「あさイチ見てるよ」と声を掛けられると「ありがとうございます」と応対。番組は「『新婚さんいらっしゃい!』の後の放送」と言ったのに何度も「これ『あさイチ』?」と聞いてくるおばさん。そのやりとりが面白い。博多時代は街ロケ番組で名を馳せたコンビらしい。

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