【『NON POLICY』のジャケット】早川タケジの「芸の細かい」傑作デザイン
「沢田研二1980-1985」のジャケット群の中で、いちばん好きなものを聞かれたら、シングルでは連載でも激賞した『渚のラブレター』(81年)だが、アルバムだと僅差の中、『NON POLICY』(84年)がいちばんだと答えたい。
「沢田研二は長髪に限る」という意見も多そうだが、ここでの「短髪・沢田研二」はべらぼうにかっこいい。また84年風の落ち着いたファッションや、写真の質感・色合いも素晴らしいものである。
まずはジャケット表面。「ああLPっていいなぁ、このジャケットは、このサイズで見るべきだよなぁ」と、あらためて思ってしまう。CDでも持っているが、CDサイズの「短髪・沢田研二」は、何だか窮屈そうだ。
裏面がまたいい。よく見られたい。表面とは別カットで、目線が少々違うのが分かるだろう。さすがは早川タケジだ。芸が細かい。
しかし一番いいのは、封入されたアロハシャツのカットである。どうですかお客さん、このアッと驚いたような表情のイカすこと、イカすこと。
最後に、この写真で大喜利「写真で一言」を三言。
「えっ! 41年後もワシ、現役でコンサートやってるんやって!」
「えっ! そのコンサート、チケットがなかなか取られへんねんって!」
「えっ! そんで、41年後に沢田研二の連載や本を書くオッサンも、コンサートのチケットが取られへんかったって!」
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