TOKIO解散でも「ザ!鉄腕!DASH‼」は継続へ…看板を人気ジャニーズにすげ替え案が急浮上
■CMをACジャパンに差し替えたスポンサーは4社のみ
「鉄腕DASH」のこれからを占う上で、関係者が注目していたのは、国分が活動休止を発表して初めて迎えた22日放送の同番組だった。この日の視聴率は世帯が9.7%、個人が6.3%、コアが3.9%。前回のそれぞれ9.3%、6.1%、3.9%(視聴率は全てビデオリサーチ社調べ、関東地区)から数字はほぼ変わらず、ダメージがほとんど見られなかったわけだが、芸能関係者を驚かせたのは番組スポンサーの動きだった。
「上納文化のフジテレビと同じく、『鉄腕DASH』のCMもほぼ全てACジャパンになるのでは」と20日時点では噂されていたものの、14社の番組スポンサーのうち、差し替えられたのはわずか4社にとどまった。提供クレジットを外したスポンサーがほかに4社あったが、約半分が通常通りに流された。
「スポンサーの反発が想像以上に少なかったのは、局として番組継続の強い追い風になるでしょう。30年間にわたり、TOKIOがコツコツと積み上げてきたいくつかの社会貢献に象徴される努力が、国分のコンプライアンス違反ぐらいではビクともしないという、番組に対する高い好感度を証明してみせたわけです」(民放関係者)