NHK朝ドラ「あんぱん」いよいよヤマ場へ…すごい実在モデルが続々登場
漫画家やなせたかしと妻のぶの夫婦を描いたNHK連続テレビ小説「あんぱん」は残り2カ月、いよいよヤマ場のアンパンマン誕生編に入る。
のぶ(今田美桜)と所帯を持ったものの、漫画家としていっこうに芽の出ない嵩(北村匠海)は、暮らしを支えるため雑誌の挿絵、広告漫画、グラフィックデザイン、演劇の背景画などさまざまな“手伝い仕事”を引き受け、「ファイティングやない」(実際は「困ったときのやなせさん」)と呼ばれる。そこでさまざまな人々と出会うのだが、その実在モデルを考察してみよう。NHKドラマ・ガイドによると--
嵩が宣伝部社員として勤める三星百貨店は三越で、今でも包装紙に使われている筆記体の店名はやなせのデザインだ。そのころ銀座のカフェで嵩にいきなり話しかけてくる青年・いせたくや(大森元貴)は作曲家のいずみたく(第19週)。のちに、嵩の歌詞に曲をつけて「手のひらを太陽に」をヒットさせる。それをNHK「みんなのうた」で歌う歌手・白鳥玉恵(久保史緒里)は宮城まり子だろう(第21週)。劇中で当時の音声を流してほしいと期待されている。