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本橋信宏作家

1956年、埼玉県所沢市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。私小説的手法による庶民史をライフワークとしている。バブル焼け跡派と自称。執筆はノンフィクション・小説・エッセー・評論まで幅広い。2019年、「全裸監督 村西とおる伝」(太田出版)が、山田孝之主演でNetflixで映像化配信され大きな話題に。最新刊に、「東京降りたことのない駅」(大洋図書)、「全裸編集部」(双葉社)などがある

2025年7月「大災難」は結局、起こらず…「ノストラダムスの大予言」の五島勉は1999年の後、何を語っていたか?

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「大災難が起こるのは2025年7月」──。東日本大震災を的中させたとされる漫画家のたつき諒氏が「私が見た未来 完全版」(飛鳥新社)の中で予言していた内容は、結局、現実にはならなかった。こうした予言の類いで思い出すのは、昭和の時代に話題になった「ノストラダムスの大予言」(祥伝社=1973年刊)をおいて他にないだろう。「1999年7の月、人類が滅亡する」というノストラダムスの予言詩を紹介した作者の五島勉は、2020年6月、90歳で亡くなっているが、死亡する直前に作家の本橋信宏氏が「ベストセラー伝説」(新潮新書=2019年刊)の中で、インタビューを実現させていた。世間を震撼させた五島勉は、晩年をどう過ごし、何を語ったのか。本橋氏が振り返る。

  ◇  ◇  ◇

「ノストラダムスはたまたまというか必然的にというか、行き当たった最大の題材であり、いろんな意味で感動する人物でした」 

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