徳光和夫さんは、たばこをやめられない私に「あなたも心筋梗塞になればやめられる」とほほ笑んだ
アナウンサーの代表的存在である徳光和夫(84)が、腰の手術を受けて入院中であることを先週土曜日のレギュラーラジオ番組で明らかにした。少しぐらいゆっくりしてもよさそうだが、「スロービデオのように入ってまいりました」と言い、医師の許可を得て病院からスタジオにやって来たと説明。いつも通りの元気そうなトークを繰り広げていた。
まぁ、ほっとさせられたのだが、徳サンの入院と聞いて思い出すのは、2001年に急性心筋梗塞で入院した時のこと。
徳サンといえば、酒は飲むし、たばこの量もハンパない。仕事の合間に大好きなボートレースに行くという、およそ不健康な生活を送っていたのだが、仕事復帰の取材に行くと、好きなたばこをピタリとやめたと言い出した。
僕が「健康に気を使うこと自体、不健康だと話していた徳サンとも思えない」とツッコむと、「(心筋梗塞の痛みは)今まで経験したことのない痛さ」だそうで、医者からも「このまま不摂生するとまた発作が起きる」と脅された様子。「もうあんな痛さはイヤだと思うと簡単にやめられた。あなたも心筋梗塞になればやめられるから、大丈夫」と諭されたものだ。なかなかたばこをやめられないとボヤく僕を笑わせてくれたのだ。