福山雅治のフジ"不適切会合"出席が「ブラック・ショーマン」に与えた影響を多角的に検証すると…
■出足は興収30億円を記録した「沈黙のパレード」に匹敵する勢い
公開週末の数字からは、最終的に約30億円を記録した福山の前作主演映画『沈黙のパレード』(東宝)と同じ流れにも見えるが、前作と違うのは、平日になった途端に客足が衰え始めたことだ。
これはやはり、公開約1カ月前に女性セブンが報道した、フジテレビの"不適切会合"に出席したことと無関係ではなさそうだ。福山は同誌のインタビューで、フジテレビ第三者委員会が報告した"不適切会合"への出席を認めたうえで「悩み、考え続けておりました」「大変心苦しく思っております」と深く謝罪したが、世間の反応は決して芳しいものではなかった、ということか。実際、公開に向けてのプロモーションスケジュールは大きく変更され、露出は最小限にとどまり、予定されていた福山の朝から夜までのテレビジャックも白紙になったと噂されている。
「公開前から続編も、シリーズ化も準備されていると噂されていた『ブラック~』ですから、関係者の心中は穏やかではないでしょうね。また年末には福山で『映画ラストマンーFIRST LOVE-』(松竹)の公開も控えています。今後の『ブラック~』の数字によっては、こちらのプロモーションスケジュールの大幅な変更もあり得るかもしれませんね」(前出・映画関係者)