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牧村康正ジャーナリスト

1953年、東京都生まれ。立教大学卒業後、竹書房に入社し、漫画誌、実話誌、書籍編集などを担当。立川談志の初の落語映像作品を制作。実話誌編集者として山口組などの裏社会を20年にわたり取材。同社代表取締役社長を経て、現在フリージャーナリストとして活動。著書に「ごじゃの一分 竹中武 最後の任侠ヤクザ」「『仮面』に魅せられた男たち」(ともに講談社)などがある。

ジャッキー佐藤「寡黙なプロレスファイター」(1)ビューティ・ペアは当初、全く人気がなかった

公開日: 更新日:
ビューティ・ペア(マキ上田=左、ジャッキー佐藤)/(C)共同通信社

 日本の女子プロレスは、戦後間もないころから、きわめて特異な興行として発展してきた。ジャッキー佐藤(本名・佐藤尚子)というブームの立役者を登場させる前に、その歴史をたどっておこう。

 女子プロレスの原点は、女性同士が太ももに巻いたガーターベルトをマット上で奪い合う“ガーター… 

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