サーヤ(ラランド)は実は子役出身 その存在感は登場するだけで空気が変わる
ドラマ出演も多く、「わたしの一番最悪なともだち」(NHK)、「新空港占拠」(日本テレビ系)にも出演した。
今回のドラマの役作りについて、サーヤは公式インタビューで「しゃべってるだけで、その人の空気になる人っているじゃないですか。例えば、小学校の昼休みに真っ先にボールを持って『ドッジボールしに行くぞ!』と言うような(笑)。そういうリーダーシップを意識して作りました」と語っている。
登場するだけで空気が変わる存在感という点では、サーヤ自身のアイコン的な、どこにいても目立つ魅力に通じる。また、渚役をイエローブロンドにグリーンが交じった個性的な髪色で演じていて、ふだんから金髪や青髪にしてサーヤのトレードマークにもなっている髪色のインパクトを生かした役柄だと言える。
しかし、見た目はサーヤっぽくても、渚は確実にサーヤとは違う。それをしっかりと表現しているところに、彼女の演技力を感じる。
もしも姿がそっくりな「パラレルワールドのサーヤ」が存在するなら、プロフィルが正反対で「7歳で子どもお笑いタレントをやめて、大学在学中に女優コンテストで注目を集め、個人事務所オレンジママレードを設立してドラマで活躍」しているかもしれない。そんなパラレルな彼女にも、会ってみたい気がする。



















