終了発表のテレ朝「戦隊シリーズ」が起死回生のジャニーズ投入策を実現できなかったワケ

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 50年続いた戦隊シリーズがついに幕を下ろす。

 テレビ朝日は11月25日に行われた定例記者会見で、『スーパー戦隊シリーズ』が、現在放送中の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』をもって終了することを正式に発表した。会見で同社の西新社長は「従来の枠にとらわれない多種多様な新しいヒーローを生み出したいという考えがあった」と語り、後番組には80年代に放送され海外でも人気の高い『宇宙刑事ギャバン』シリーズを復活させ、『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』が制作される。

「やはり戦隊シリーズのグッズ売り上げが振るわなかったのが一因でしょう。ここ10年で売り上げが半減したといいますし、同じくテレ朝が放送している仮面ライダーと比べて5分の1ほどと苦戦していた。『ギャバン』に変えたのも、海外マーケットを狙ってのことでしょうね」(スポーツ紙記者)

 年々下降線をたどっていたグッズの売り上げ。だが、テレ朝も手をこまねいていたわけではない。

「若手俳優の登竜門といわれている戦隊シリーズですが、今までジャニーズとは無縁でした。そこで、彼らを起用することで、人気と売り上げを回復させようと計画した時期もありましたね」(テレビ局関係者)

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