伊藤忠がブックオフとのタッグで狙う業界トップの座 5%取得で2位の株主に
伊藤忠商事は18日、中古品販売大手のブックオフグループホールディングス(GHD)と資本業務提携したと発表した。小学館、集英社、講談社の出版社3社から26日に株式を取得する。取得額は十数億円程度で、議決権ベースで5.01%取得となる見通し。中長期的な成長が見込める中古品市場での連携を強化する。
伊藤忠によると、物価高を背景に、割安なリユース(中古品)の需要が世界的に高まっている。訪日外国人による購入の増加も追い風となり、国内の中古品市場は2024年に約3.3兆円に達した。30年には約4兆円へ拡大する見通しだという。
両社は今後、ブックオフGHDの海外展開を伊藤忠の海外ネットワークを使って支援するなど、具体的な協業を進める。また、伊藤忠傘下のコンビニ大手ファミリーマートの店舗網の活用も検討。「ファミマ店舗に買い取りロッカーを設置し、近くにブックオフの店舗がない利用者の利便性を高める」(関係者)などの施策が想定されている。
さらに、ファミマが得意とするデジタルサイネージ(電子掲示板)や購買データの蓄積など、デジタル関連のノウハウの提供も視野に入れている。


















