“新体制”発足のNHKで大反響の「推し活依存」特集が見逃した「推し活」が社会に与える害悪

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 自己破産や家庭内窃盗まで至らずとも、「推し活の弊害」はこのような形で現れているようだ。「推し活依存」が激しくなると、他人には理解できない思考が生まれるという。

「『推し』に時間のほとんど全てを使い、お金も惜しみなく投じる。そうすると、『推し』がスキャンダルを起こした時、無理やりな肯定をせざるを得なくなる。SNSができて以降、一般的に見れば悪いと判断できるのに、かたくなに『自分の推しは悪くない』と意固地になる人たちが散見されます。今まで彼らにかけてきた時間やお金が莫大なため、『推し』が悪事をはたらいても否定できない。SNSには同じ考えの人が集まるエコーチェンバー現象があるので、誤った認識がより強固になっていく。『冷静な思考を失うこと』が『推し活依存』の最大の問題点かもしれません」(前出の週刊誌記者)

 推しを推したければ、推せばいい。ただ、他人に迷惑を掛けたり、冷静な判断ができなくなってSNSで暴れたりするのはやめるべきだろう。井上会長の新体制でNHKはこうした問題にどれだけ鋭く斬り込んでいけるか。

  ◇  ◇  ◇

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