著者のコラム一覧
ペリー荻野コラムニスト

愛知県出身、時代劇研究家。大学在学中からラジオパーソナリティー兼放送作家としての活動を始める。主な著作は「チョンマゲ天国―時代劇が止まらない」「ちょんまげだけが人生さ」「ちょんまげ八百八町」など。また、監修した時代劇音楽CD「ちょんまげ天国」4作は12万枚を突破している。

菅田将暉が黒田官兵衛役で出演 至極の“時代劇ミステリー”映画「黒牢城」で注目すべき2つのこと

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 なお、菅田は現在、大河ドラマ「豊臣兄弟!」で竹中半兵衛役。戦国の「両兵衛」「二兵衛」ともいわれる名軍師2人を同時期に演じたことになる。

 有岡城では、その後も、敵将の首の変貌、新たな殺人と宝物の紛失など、春、夏、秋と立て続けに奇怪な事件が起こる。鍵になるのが、城内の人間関係だ。村重を支える妻千代保(吉高由里子)、腹心として家臣をまとめる荒木久左衛門(青木崇高)、忠義心が強い側近の乾助三郎(宮舘涼太)、鉄砲の名手・雑賀下針(柄本佑)、影のごとく主君を助ける郡十右衛門(オダギリジョー)、僧侶で密使の無辺(荒川良々)、剣豪の秋岡四郎介(ユースケ・サンタマリア)などなど。 豪華キャストがくせものを演じ、各人が城での自分の役割をよく心得、働く。それだけに真相がわからなくなる……。

 本木は、「殺さず」の信念で官兵衛らを生かしながら、籠城戦の決着に苦悩する殿の人間味をチラ見せする。村重が、官兵衛を約1年、幽閉したのは史実だ。しかし、なぜ、自分を重用する信長に謀反を起こしたのかは諸説あり、謎でもある。 歴史に謎を残した武将・村重と官兵衛が見つけ出す驚愕の真相を確かめたい。

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