26歳OLを演じた深津絵里のセリフが秀逸
「悪い人じゃないけど、感じは悪いよね」
ああ、分かる。そんな人いる……ほとんどの人に特定の人物が浮かぶような絶妙な言葉が、ベリーショートのフカッちゃんの口からさらっと。この一瞬で見続けようと思った人がいたんじゃないか、と思わせる言語化だった。いかにも“彼女たち”が時代の主役みたいなタイトルの割に、ハッピーエンドでもなく、それぞれが前を向いて歩き出す話。別に正解とかないし、なんだかんだ言って自分が生きやすいように生きる手段はあるよ、って感じか。
ん? いや待てよ。第1話冒頭で「私たちは不運な世代」と言っていた彼女たちこそが、実はずっと時代の主役なのかも。だって、急激に進歩するデジタル化を若いうちに体験して、次から次へと新しいツールを使いこなしている世代だ。自分たちを「女子」って言い出したのも、この世代じゃない? で、今の年齢は……いや、それは言いますまい。
(テレビコラムニスト・亀井徳明)



















