著者のコラム一覧
坂田冬彦

1962年生まれ、神奈川県出身。役所勤めの後、憧れだった路線バス運転手に。60歳で定年退職。現在大型ショッピングセンターの施設警備員として奮闘中。

(4)最悪上司は「下には威張り散らし、上にはペコペコ」

公開日: 更新日:

 熊本を中心に大きな被害をもたらした地震。イオンモールではガス爆発によって死者も出た。いったん退避したものの、モール内のショップなどに戻ったため被害に遭った方々もおられた。そのことに関しては、イオン、ショップの運営会社の責任問題が取り沙汰されている。

 あくまで各種の報道を見る限りの話だが、イオン、テナントの責任者が的確な判断をしていれば被害を回避できた部分もあるように私には思えた。形態は異なるとはいえ、ショッピングセンターで働く私にとっては他人事ではないし、亡くなられた方々やその家族の方々が気の毒でならない。

 とにかく、どんな職場であれ、どんな上司の下で働くかは大きな問題だ。最もつらいのが「下には威張り散らし、上にはペコペコ」の上司。私がバスの運転手だったころ、営業所長だったY氏はまさにこのタイプ。たとえば、社長や本社の役員が社用車で営業所に来るときなどは、営業所の入り口に立って待っている。「何をしているんですか?」と、声をかけると「うるさい、あっち行け」と威張る。

 しばらくして社用車が来ると車の横に駆け寄り深々とお辞儀をする。社長が降りてくるとカバンを持ち応接室までペコペコしながら案内する。用件が済み、帰るときも車まで見送りし、車が出た後も体を直角に曲げ深々とお辞儀をしていた。

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