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鈴村裕輔野球文化学会会長・名城大教授

1976年、東京都出身。法政大学博士(学術)。名城大学外国学部教授。主な専門は政治史、比較思想。野球史研究家として日米の野球の研究にも従事しており、主著に「MLBが付けた日本人選手の値段」(講談社)がある。スポーツを取り巻く様々な出来事を社会、文化、政治などの多角的な視点から分析している。アメリカ野球学会会員。

ドジャース球団売却の可能性…共同オーナーに当局捜査、レイカーズは買収10カ月で手放す

公開日: 更新日:

 8月17日、大リーグ機構はパドレスの球団の売却を承認した。売却額は大リーグ史上最高の39億ドル(約6201億円)である。

 今月に入りNBAのロサンゼルス・レイカーズが、プロスポーツ史上最高額となる125億ドルで売却されることで合意した。

 こうした状況は、今後、大リーグの球団の売却が高騰することを推察させる。

 もちろん、ロサンゼルスがドジャースやエンゼルスだけでなく、ラムズとチャージャーズ(NFL)、レイカーズとクリッパーズ(NBA)、キングス(NHL)、そしてギャラクシーとロサンゼルスFC(MLS)というように、サッカーを加えた米国の5大プロスポーツの全チームが所在する、世界有数のプロスポーツ市場であるという点は考慮が必要だ。

 あるいは、パドレスの場合、ピーター・サイドラーの死後に球団の経営を巡る遺族間の対立が発端となったように、レイカーズも所有者の資産整理の一環として売却が行われたとみられる。

 そのため、市場の状況や所有者の状況次第では、次の大型の案件がすぐに現れないとも限らない。

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