「なぜイヌとヒトは特別に仲が良いのか」永澤美保著│ヒトのそばで生きる中で自らも変化
「なぜイヌとヒトは特別に仲が良いのか」永澤美保著
ヒトにとっても特別な動物であるイヌは、ヒトがオオカミを飼いならして生まれた動物だと考えられてきた。しかし、現在ではイヌは生まれながらにヒトとのコミュニケーション能力に秀でていることが分かり、その社会的認知能力の研究が盛んに行われているという。その結果、イヌはヒトのそばで生きる中で自らも変化し、ヒトもまたイヌによって変えられてきた=お互いに影響し合いながら現在の関係に至ったのではないかと考えられるという。
本書は、さまざまな実験を通して、異なる種のヒトとイヌがなぜ共生できるようになったのか、イヌが何を理解して、どのように感じているのか、イヌの視点からも考察しながら、両者の関係を解き明かすサイエンステキスト。
(筑摩書房 1034円)


















