「チャーハンという迷宮」石田かおる著│チャーハンの謎に挑むリポート
「チャーハンという迷宮」石田かおる著
外食でも自宅でも、人気のチャーハンだが、その発祥自体は分かっておらず、いつ日本に入ってきて、現在のように家庭で作られるようになったのかも全く分かっていないという。そんなチャーハンの謎に挑むリポート。
日本に中国料理が入り、普及した過程をつぶさに検証。すると、日本橋に1883(明治16)年に開店した中国料理店「偕楽園」が明治30年代前半に出していた仕出し弁当にチャーハンが入っていたことが分かった。さらに1913(大正2)年の料理書にレシピが登場。
そうした歴史を追う一方で、NHKの「きょうの料理」のテキスト60年分をさかのぼり、チャーハンの作り方の変遷、温かいご飯と冷たいご飯のどちらを使うべきか、パラパラ派としっとり派の攻防など、チャーハンが国民食となるまでの100年を追体験する。
(NHK出版 1210円)


















