三流弁護士ユースケの“ギャップ萌え”で優勝!

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 そして初主演のユースケを支えるように「踊る大捜査線」の水野美紀もレギュラー出演していたし、終盤には北村総一朗も登場した。司法試験をぎりぎりで合格した三流弁護士のユースケが、東大卒しか入れない大手弁護士事務所に入るところから。採用の意図は儲けにならない細かい仕事を押しつけるためだったのだが、そこでユースケは持ち前の能天気さと正義感で案件に立ち向かう……というお話。

 実はこのドラマの半年後、木村拓哉が型破りな検事を演じた「HERO」が大ヒットするわけだが、“型破り”という点では、ユースケの花村大介も久利生公平に匹敵する。いや、キムタクのような分かりやすいイケメンじゃないぶん、“かっこよさ”を前面に出さずに(出せないけど)、「気合とハッタリ」+「お気楽」+「正義感」だけで事件を解決していくのは爽快だった。むしろ“ギャップ萌え”ならこっちが優勝!

 ちなみにオープニング主題歌は、木村由姫の「LOVE&JOY」。ドラマ同様大ヒットはしなかったけど、のちにDJ OZMAがカバーしたり、“あやまんJAPAN”が「ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー」と歌ったりした、耳に残りやすいダンスチューン。あ、もうちょっと後には中日ドラゴンズの“ドアラ”もこの曲で踊ってたし。しかも、主人公の名前だけでドラマのタイトルになるなんて、あの「古畑任三郎」や「半沢直樹」と並ぶじゃないか。

 だからだから、ドラマ史に埋もれさせちゃいけない! と、気合とハッタリで言ってみる。 

(亀井徳明/テレビコラムニスト)

【連載】あの頃、テレビドラマは熱かった

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