埼玉高速鉄道、岩槻まで延伸へ、周辺整備に早くも出てきたマンション建設のウワサ
埼玉では、埼玉高速鉄道(SR)の延伸計画がある。SRは、東京都北区の赤羽岩淵駅と、さいたま市の浦和美園駅を結ぶ路線で、埼玉側の終点を浦和美園駅から東武アーバンパークラインの岩槻駅に延ばす計画だ。この延伸計画も、実現に向けて動き出している。
■鉄道事業者が県と市に回答書で一歩前進
動きがあったのは6月30日。事業者の鉄道建設・運輸施設整備支援機構の堀口知巳理事長代理とSRの平野邦彦社長は県庁を訪問。3月に県と市から出された事業実施要請に対する回答書を知事と市長にそれぞれ手渡した。
2人とも延伸事業の実施について明言していないものの、SRは「営業構想の認定申請の準備に入る」としていて、延伸計画実現に向けて一歩前進したとみられる。
「埼玉県とさいたま市では今年3月24日、都市鉄道等利便増進法の規定に基づき、営業主体である埼玉高速鉄道、整備主体である独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構の鉄道事業者に対して、延伸計画に関する速達性向上の実施を要請するとともに計画の素案を掲示しています。今回の回答書は、3月の実施要請を受けてのものです。今後は、国も絡んできますので、このまま順調に進んでいくことを願っています」
こう言うのは、さいたま市都市戦略本部未来都市推進部鉄道戦略担当・中村幸夫氏だ。
実は、さいたま市は24年、採算性などを理由に事業化要請を見送っていた。県の協力や鉄道建設・運輸施設整備支援機構とSRのアドバイスを受け、方針を転換。3月の要請につながった。


















