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小沢一郎前衆議院議員

1942年5月24日、岩手県奥州市(旧水沢市)生まれ。慶大卒。日大院中退。69年衆院初当選(岩手4区)。自治大臣、自民党幹事長、新進党党首、自由党党首、民主党代表などを歴任。55年体制を崩壊させた細川連立政権の樹立や、2009年の民主党による政権交代の立役者である。93年刊行の著書「日本改造計画」はベストセラー。他に「剛腕維新」「小沢主義 志を持て、日本人」など。

(3)国民は清新な力強いリーダーを求めている

公開日: 更新日:

 中道改革連合立憲民主党公明党の3党の合流協議がこの間、行われてきた。中道や立憲の幹部などが報告にやってきたけれど、話を聞くと、どちらの側にも合流を望む声はほとんどなかった。しかし、だ。ならばどうするのか。公明党と喧嘩する必要はない。円満離婚や協議離婚? それはそれでいいが、その先をどう描いているのか。

 当時の立憲の野田佳彦代表と安住淳幹事長が公明党と談合して中道をつくった時も、僕は「君らが表に立ったら新党には見えない」「国民の支持は絶対に得られないから、2人とも代われ」と言ったんだ。しかし、現実にはそうならず、結局、選挙は惨敗した。国民からNOを突きつけられた。

 立憲がダメだから中道をつくったわけで、中道がダメだからまた立憲に戻る? そういうわけにはいかないだろう。中道を解消したとして新党をつくるにしても、そこに参院の立憲を呼び込むのなら、またダメな原点に戻ったということになる。それでは話にならない。

 僕は新党ありきではないけれど、新しい血も入って生まれ変わり、本当に新しい党ができたんだ、これで自民党に対抗できる勢力になり得る、と思われるものをつくらなければ意味がないと思っている。中道や立憲の幹部らにもそう言ったんだ。

 結局、立憲は28日、合流を見送る方針を決定。週明けの31日、3党は合流を断念した。中道は立憲出身議員と公明出身議員に事実上分裂・分党することを前提に、衆院で統一会派の結成を目指すという。

 やはり新しい党は、これまでのしがらみのない人たちがつくって、引っ張っていくイメージじゃないと、国民の支持は集まらない。逆にそれができたら、絶対に自民党に勝てる。

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