(40)この者たちをどうしろと
〈籠城を生きる〉
城郭の裏手にある納屋の前。弥太郎の目の前には、女たちがずらりと十人余り並んでいた。髪を結い上げて桂包でまとめており、くすんだ木綿の小袖を身に纏っている。その傍らには目つきの剣呑な大柄な男と、愛想のいい笑みを浮かべた小柄な男がいた。
弥太郎は彼らを…
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