(8)つい口をつく「なるほど」は使わないほうがいい?
前回は、一般的には使わないほうがよいといわれている「3D言葉」も、使い方によってはプラスの印象につながることを、少し違う角度から考えてみました。
そして最後に触れたのが、「なるほど」という言葉です。
「なるほど」は、相手の話に納得したときなどに、相づちとしても使います。
■本当に失礼?
「なるほど」は、相手の話を「もっともだ」と認めることから、相手の話を自分が評価しているように受け取られ「上から目線」と感じさせてしまうことがあります。そのため、目上の人には使わないほうがよいといわれています。
ところが、辞書を引くと「自分では気づかなかったことを他人に示されて、納得・同意する気持ちを表す」とあります。そこに、相手を見下したり、軽んじたりする意味は示されていません。
ここで考えたいのが、語そのものが持つ「意味」と、その言葉を誰かに向けたときに生じる「印象」は、必ずしも同じではないということです。

















