著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

イラン戦争はトランプ自身の「終わりなき戦争」か…米国民の8割が長期化を予想

公開日: 更新日:

 イラン戦争が始まって半年、膠着状態が続く中、「終わりなき戦争」への懸念が広がっている。

 NYタイムズは8月28日の記事で、「イラン戦争は明確な目標も終わりも見えない、トランプ自身の『終わりなき戦争』へと変質した」と報じた。ロイターも、世界のエネルギー市場を人質にした「塹壕戦」が2027年まで続く可能性を指摘している。

 状況打開の切り札として、24日ベッセント財務長官が打ち出した「経済版Dデー(決戦の日)」は、イランと取引を続ける第三国の企業や金融機関を、ドル決済網から切り離すと警告する2次制裁だ。

 しかし、看板倒れとの見方も広がった。イラン最大の貿易相手国である中国や、軍事協力を深めるロシアに対する措置が曖昧だからだ。むしろ、アメリカの友好国や戦略的パートナーが、イランとの取引を続けることで米金融システムから排除される可能性がある。実際、最初の規制案の対象となったのは、エジプト国有銀行バンク・ミスルのUAE支店だった。

 その一方で、トランプ大統領は22日、アメリカの最も重要な同盟国の一つであるカナダの一部製品に、50%の関税を発動した。さらに、カナダ国境にあるオンタリオ湖を「アメリカ湖」に変える大統領令に署名。これに対しカナダは激しく反発している。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK出演にSNSでは抗議の声も…彬子女王と伊藤穰一氏をつなぐ「裏千家」とブータン王室の深い関係

  2. 2

    女優・烏丸せつこさんは郷里の滋賀に引っ越し、2歳下のダンナさんとラブラブ生活

  3. 3

    巨人・橋上監督代行に課された“最終任務” 「岡本和真の後釜候補」に道筋を立てられるか

  4. 4

    日テレ「ウルトラクイズ」復活で思い出す…氏家齊一郎社長の「赤字番組など必要ない」

  5. 5

    中間淳太が生謝罪も…WEST.脱退問題のウラに重岡大毅のアツすぎるバンドスタイルと“音楽性の違い”

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    水前寺清子(1)作詞家・星野哲郎への恩と愛称「チータ」誕生の理由

  3. 8

    俳優・山本學さん89歳「たかだか役者なんですから」の気持ちでやってます

  4. 9

    今も歩くのに苦戦…元プロレスラー武藤敬司さん人工関節手術を語る

  5. 10

    婚活で早く結婚できる人、できない人の決定的な差…「電柱女子」「電柱男子」は成婚から遠ざかる