(1)単なる「汗かき」か、治療の対象か一局所に大量の汗をかく場合は…

公開日: 更新日:

 今年の夏も、尋常でないほどの暑い日が続きました。外出のたびに汗びっしょり、という人も多かったことでしょう。

 汗は、人が健康に生活する上で欠かせない生理機能です。汗の最も重要な役割は「体温調節」。暑い環境や運動で体温が上昇すると、全身のほとんどに分布する200万~500万個のエクリン汗腺から汗が分泌されます。

 それが皮膚表面で蒸発することで体から熱を奪い(気化熱)、体温が過度に上昇することを防いでくれます。

 そうやってかいた汗には、水分だけでなく電解質や抗菌作用を持つ成分も含まれているので、皮膚表面を適度に潤し細菌の繁殖を抑えます。さらに、汗と皮脂が混ざることで皮膚表面に弱酸性の膜(皮脂膜)を形成。皮膚を外部刺激や感染から守る働きもあります。

 このように、暑い環境にいる時、運動をした時、緊張した時、辛いものを食べた時などに、体温調節や自律神経の働きによって汗が分泌されるのは当たり前のこと。しかし、必要以上に汗をかいてしまうことは問題です。特に、局所に大量の汗をかく場合、単なる「汗かき」ではなく「多汗症」の可能性があります。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK出演にSNSでは抗議の声も…彬子女王と伊藤穰一氏をつなぐ「裏千家」とブータン王室の深い関係

  2. 2

    女優・烏丸せつこさんは郷里の滋賀に引っ越し、2歳下のダンナさんとラブラブ生活

  3. 3

    巨人・橋上監督代行に課された“最終任務” 「岡本和真の後釜候補」に道筋を立てられるか

  4. 4

    日テレ「ウルトラクイズ」復活で思い出す…氏家齊一郎社長の「赤字番組など必要ない」

  5. 5

    中間淳太が生謝罪も…WEST.脱退問題のウラに重岡大毅のアツすぎるバンドスタイルと“音楽性の違い”

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    水前寺清子(1)作詞家・星野哲郎への恩と愛称「チータ」誕生の理由

  3. 8

    俳優・山本學さん89歳「たかだか役者なんですから」の気持ちでやってます

  4. 9

    今も歩くのに苦戦…元プロレスラー武藤敬司さん人工関節手術を語る

  5. 10

    婚活で早く結婚できる人、できない人の決定的な差…「電柱女子」「電柱男子」は成婚から遠ざかる