「沖縄を語りつぐ」川平朝清、ジョン・カビラ著│川平朝清氏の半生と沖縄への思いを長男ジョン・カビラ氏がインタビュー
「沖縄を語りつぐ」川平朝清、ジョン・カビラ著
ラジオナビゲーターのカビラ氏の父親、朝清氏は台湾で生まれ育った。戦後、両親の故郷の沖縄に一家は戻り、氏は放送界に長年携わってきた。そんな父親に、息子がその人生を聞き出すロングインタビュー。
台湾の医学系の学校で学んでいた朝清氏だが、3人の兄に続いて召集され、高射砲部隊で自爆攻撃の訓練をさせられていたという。敗戦翌年、アメリカ占領下の沖縄に渡り、博物館や診療所で働く中、長兄の勧めでラジオ局のアナウンサーを務める。そして本格的に放送経営を学ぶために留学したアメリカで運命の人と出会い、結婚する。
かつて琉球王に仕えていた父と母(カビラ氏の祖父母)の人生まで遡り、川平家のファミリーヒストリーを通して、琉球王国と沖縄、台湾、アメリカの歴史まで語る。
(岩波書店 1034円)


















