(2)「おニャン子クラブ」の二の舞いを回避した「順位付け」という競争原理はグループを飛躍的に活性化させた
「1軍.2軍制もチーム制もプロ野球からの発想。球団のように各チームを推す形をつくるほうがファンをより獲得しやすいと秋元さんは考えたんです」(前出のフジ関係者)
とはいっても、ファン投票によって昇格・降格が決まる1軍.2軍制を採用しなかったマイナスは小さくなかった。「メンバーの緊張感が乏しくなってしまった」(同)からだ。秋元やスタッフが決める選抜メンバーは前田敦子が不動のセンターとなり、ラインアップの大きな動きもなく、ダイナミズムに欠けていた。やはり、どうしてもファンがメンバー選びに参加する仕組みが必要だったのだ。
09年6月23日、第1回選抜総選挙の投票券が入った新曲「涙サプライズ!」がリリース。その翌日、早くも得票数の速報が発表された。1位・前田敦子1661票、2位・大島優子1150票、3位・高橋みなみ849票……。熱気は最高潮に達しようとしていた。(敬称略)



















