著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

食べ歩き番組に問題はないか? タレントが次々に倒れている…今度はサンド伊達

公開日: 更新日:

3人とも50歳超

 そういえば、4月にはバナナマン日村勇紀も体調不良のため休養に入った。日村もTBS系「バナナマンのせっかくグルメ!!」では日本全国に出向き、地元の人に教えてもらった店でおすすめメニューを食べる。食べっぷりも凄い。大盛りメニューでも残さず米一粒まできれいに完食する。その食べっぷりが番組の大きな魅力だが、体を壊しては元も子もない。

 日村が休養に入った後も「せっかくグルメ!!」にはちょくちょく日村が登場する。撮りだめなのか再放送なのかは分からないが、それだけ番組には日村が欠かせない存在ということだろう。

 そしてもう一人、気になるのがマツコ・デラックス。2月に頚椎症性脊髄症で緊急手術を受けて2カ月の入院・療養を経て4月に復帰した。そのマツコも復帰当初は食べるのをセーブしていたように見えたが、先日「マツコの知らない世界」の餃子の回を見ていたらビール片手に餃子を食べまくっていた。その食べっぷりも見ていて気持ちがいいが、こんなに食べ過ぎて入院することになったら……と心配になる。

 3人とも50歳超なのに無理をしているのではと心配になる。というより、テレビ局は食べる番組で彼らに無理を強いていないか。朝から晩までテレビは食べてばっかり。食は強いコンテンツだし、食べる姿には人を幸せにする力もあるが、過ぎたるが及ばざるがごとし。何事も程度問題だ。テレビがこれからも生き残っていくために必要なのはタレントの胃袋ではなく、作り手のアイデアだ。

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