大橋巨泉 番組中に衝撃の「パイプカット宣言」

公開日: 更新日:

 再婚の際、2人は2年間は子どもはつくらないと約束していた。裏返せば、3年目になったらつくろうということである。巨泉がパイプカット宣言をしたのはその3年目だった。なぜ、夫婦は方針転換したのか。きっかけは前年の夏に番組の取材を兼ね、夫婦で北米を訪れたことだった。

 その時、ニューヨークに世界の科学者33人が集まっていた。人類を滅亡から救うには子どもをつくらない以外に方法はないと「ノー・バース(産まない)運動」を提唱したのだ。それを目の当たりにした夫妻は日本に帰国すると産むべきか、産まざるべきかを何度も話し合った。最終的に順子夫人が折れ、産まないことに決めた。

 だが、パイプカット以外に選択肢はなかったのか。後に気が変わった場合、再接続手術を受けることは可能だが、授精機能が回復するかどうかは五分五分。それまで夫婦は避妊をピルによって行っていた。コンドームは失敗する危険があるので使わなかった。

「夫人は心臓が弱いこともあって、ピルをずっと使い続けるのは問題があった。もし間違って中絶ということになったら、さらに体に負担がかかる。ならば、もっとも確実なパイプカットをするほかないというのが巨泉さんの結論でした」(芸能記者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ