岸恵子 仏映画監督との18年の結婚生活に終止符

公開日: 更新日:

<1975年1月>

 1月20日午後7時過ぎ、羽田空港の到着ロビーに岸恵子(当時42)が現れると、その周りを報道陣がグルッと取り囲んだ。萩原健一と共演する映画「雨のアムステルダム」の撮影のためにパリから帰国。だが、記者たちの関心はそのことではなかった。夫で映画監督のフランス人イヴ・シャンピ氏との仲がどうなったのかを知りたかったのだ。

 前年の夏ごろから離婚のウワサが出ていた。「結論は出たんですか?」と記者から問われると、岸は「15日に2人で話し合い、別れることにしました」と答え、こう続けた。

「夫には2年前からイタリア人の彼女がいる。それだけが離婚の理由じゃないけど、関係を曖昧にしたままでは娘がかわいそうですから」

 岸がシャンピ氏と結婚したのは57年。前年公開されたシャンピ監督の日仏合作映画「忘れえぬ慕情」で岸が主演を務めたのがきっかけだった。

「シャンピ監督から求愛され、結婚に至るんですが、岸にとってもグッドタイミングだったんです」(芸能記者)

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