写真誌のスクープが引き金で解散を発表をしたSPEED

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 解散後の活動について「歌もドラマもいろいろチャレンジしたい」(上原)、「歌うことが何より好きだから続けたい」(今井・当時16)、「アメリカに行って英語を勉強したい」(新垣・当時18)と笑顔で夢を語る3人とは対照的に、島袋はうつむきがちの暗い表情で「具体的には何も決めていないし、考えていない」とコメントした。

 浮かない顔も当然だった。翌日発売の写真誌には解散の引き金が島袋の男性関係にあると書き立てられていた。交際相手は島袋と同系列の事務所に所属する16歳の元ジャニーズJr.。上原がDA PUMPのISSAとの熱愛報道が流れるなど、SPEEDにとって交際そのものは大きな問題ではなかったのだが、事情を聴こうと呼び出した事務所のアポを相手がすっぽかしたことで社長が激怒し、事務所を解雇されてしまう。

 そしてそれを聞いた島袋が「何で彼だけ? 私も辞めます、引退します」と言い出したという関係者の証言が掲載された。

 男性関係が大きく報道されたことで、上原と今井の過去の男性関係も蒸し返され、スキャンダルと無縁だった新垣も彼氏の存在が報道された。怪情報も含め、さまざまな“裏話”が飛び交う中、SPEEDは2000年3月31日に解散。それぞれソロ活動を開始したが、2カ月後には米国留学した新垣を除く3人がさっそくイベントで共演するなど関係は良好。その後SPEEDは2度の再結成を経て08年8月に完全復活した。

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