大女優ゆえ反発も 左時枝さんが語る姉・幸子さんの“遺言”

公開日: 更新日:

 私も中学2年から東京で暮らし、新聞や雑誌の姉の記事をスクラップしていました。上から2番目で長女の姉とは19歳離れていますから、初めて近くで暮らすようになったわけです。

 いや、厳しい人でしたよ。箸の上げ下ろしからうるさくて。憧れより怖い存在。姉は家族を背負っているという責任感が強かったんでしょうね。ただ、厳しかったけど、私たちきょうだいに尽くしてもくれました。学費を出すのはもちろん、私たち全員の洋服を青山の洋服屋さんで仕立ててくれていましたから。

 中学、高校に通いながら映画にポツポツ出るうち、表現する喜びを覚え、本格的に女優になりたいと思うようになりました。高校を卒業するとき、姉に「劇団に入る」と報告したら、「女優になるなら体育大学に行きなさい」と。姉自身が東京女子体育大学(東京女子体育専門学校=当時)を出ていたんです。私はのちのち、なぜ姉が体育大を勧めたのかがわかりました。体育大へ進むことで自分の体を知ることができて、女優にとって大切な感受性も磨かれたと思うからです。

■姉の作品を見なかった時期も

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  2. 2

    U18高校代表16人の全進路が判明! プロ志望7人、早大&青学だけで計4人、社会人は2人

  3. 3

    大谷翔平「古巣エンゼルス復帰」の仰天情報! エ軍球団売却とド軍オーナー不祥事が招く急展開

  4. 4

    テレ東「日本3大吞み食べドラマ」でも栗山千明「晩酌の流儀」に注目するワケ

  5. 5

    大谷翔平は「今季終了」か…現地で飛び交う「ロスで手術中」の怪情報とその根拠

  1. 6

    花博ならぬ高市首相PR動画が大炎上! 内閣広報予算10倍超「72億円」要求への猛反発も止まらない

  2. 7

    「男系」どころか「フカ系」? 神武天皇を持ち出す"皇統2600年論"と神話の奇妙な関係

  3. 8

    東京の下町3兄弟「足立・葛飾・江戸川」安さだけじゃない意外な魅力 問題視された治安は今や改善

  4. 9

    水前寺清子(2)「私にとって星野哲郎先生は人生の師です」

  5. 10

    岸田元首相も“激怒”! 高市首相の内閣改造めぐる“パワハラ”アンケートに自民党内から非難轟々